◆ 診療情報管理室

 診療情報管理室は、院内における診療記録及び診療情報を適切に管理し、そこから得られるデータや情報を基に統計資料を提供し、医療の質の向上をサポートする部門です。

業務内容

DPCコーディング業務、様式1作成
  DPCコーディング業務は主治医が決定した病名を基に、コーディングテキストに沿って医師に確認作業を行い、分類を行っております。
  DPC様式1とは簡易版の退院サマリと言われ、入院中の診療録からの情報をデータとして厚労省へ提出しています。
 
統計業務
  救急車・救急外来統計業務、紹介率、DPCデータを用いた分析・資料作成を行っています。
 
入院診療録の保管・管理
  DPC業務の他、入院診療録の保管・管理も重要な業務の1つです。
  診療録(カルテ)の保管は医師法により5年間の保存義務があります。
 
診療録の開示
  当院は患者様が病気と診療の内容を十分に理解し、納得した上で医療を受けていただくというインフォームドコンセントの理念に基づいて、患者様がご希望された場合には診療録の開示を行っております。
 
全国がん登録
  2013年12月に「がん登録等の推進に関する法律」が成立し、全ての病院と指定された診療所は各都道府県の登録室へ届出することを義務化されました。
 
各種委員会
  診療録委員会、DPCコーディング委員会等

DPCとは

 当院は平成21年7月1日より、厚生労働省が指定するDPC対象病院として認定された病院です。
一般病棟に入院された方の医療費は「DPC/PDPS(診断群分類別包括支払い制度)」に基づいた「包括」方式で計算します。(長期にわたる入院や一部の治療等については、同制度の対象外となる場合があります)
 
診断群分類(DPC)とは
  診断群分類は、WHO(世界保健機構)が定めた国際疾病分類(ICD:International Classification of Disease)ICD-10(疾病及び関連保健問題の国際統計分類第10回修正)に基づき、18の主要診断群分類に分かれており、この18分類に属する506の基礎疾患を重症度、年齢、手術、処置の有無、定義副傷病名などで分け、さらに4244種類の診断群に分類しています。診断群分類には分類区分に応じて3段階の入院期間が設けられ、それぞれに包括点数(1日当たりの点数)が定められています。
 
DPC/PDPSとは
  「DPC」という用語は「Diagnosis Procedure Combination」の意味であり、本来、患者分類としての診断群分類を意味します。したがって支払い制度の意味は含まれません。
これらの使い分けを明確にするため、平成22年12月16日のDPC評価分科会において、支払い方式は「DPC/PDPS(Diagnosis Procedure Combination/Per-Diem Payment System)」と命名されました。
「PDPS」とは「1日ごとの支払い方式」を意味します。2010年12月以降、支払い制度の意味で用いる場合は、「DPC/PDPS」という用語が使われるようになりました。
 
DPC/PDPSによる入院料の算定方法
  診断群分類は「医療資源を最も投入した傷病」により決定されます。一入院中に複数の傷病に対する治療を行った場合でも、診断群分類を1つだけ主治医が選ぶことになります。「医療資源を最も投入した傷病」は入院全期間を通じて人的、物的医療資源を最も多く投入した傷病名を指します。

診療情報管理室メンバー

診療情報管理士  2名